今回は令和2年度の補助金・助成金の記事です。デジタコ・ドラレコで活用できる募集要項などは当然まだ発表されていませんので、令和元年度に実施された内容をご紹介していきます。
IT補助金に関しては早速、概要が発表されていたので令和2年度の実施予定の概要をお届けします。
2022年のデジタコ補助金情報はこちら
補助金と助成金の違い
みなさまが耳にする「補助金」と「助成金」という言葉。どちらもお金がもらえるという点では変わりはないですし原則は返還不要なんですが、実はそれぞれ微妙に異なります。
一定の条件を満たすことで支給されるもの
応募の為の書類や要件を満たしている必要があり、
応募した後に審査を通らないと受けることが出来ない
必ず審査があるのが補助金で、要件を満たしていればもらえるのが助成金という違いがあるんですね。
デジタコで使える補助金(助成金)
令和元年度にデジタコ(デジタルタコグラフ)の導入にあたっては、次の補助金がありました。
・トラック輸送の省エネ化推進事業及び使用過程車の省エネ性能維持推進事業(経済産業省)
・各都道府県トラック協会
今回の記事では、額が大きい省エネ化推進事業の補助金について触れておきます。
令和元年度(2019年度)の実績では、総額約39.5億円(1~3次公募の総計)の事業でした。
物凄くざっくりこの補助金の概要を説明すると、荷主と連携のうえデジタコを活用し荷待ちや輸送距離・時間を削減してトラックが消費する燃料を減らしましょう!というものです。
細かく言及すると色々あるのですが、そこはこの記事の趣旨ではないのでこれくらいに留めておきます。
トラック輸送の省エネ化推進事業及び使用過程車の省エネ性能推進事業 概要

車両の取付にかかる工賃は補助の対象に含まれないのでご注意ください。
令和2年度に関しても、恐らく同じようなスケジュールで実施されると予想されます。
次にこの助成金の対象となる機器についても触れておきます。

トラック輸送の省エネ化推進事業及び使用過程車の省エネ性能推進事業は、交付決定後に機器導入をする必要があるのでご注意ください。
機器の指定はなく、必要な機能を満たす機器であれば補助の対象となるので、早めに機器の選定や予算組み等を始めておくのも良いかもしれません。
ドラレコで使える補助金(助成金)
ドラレコ(ドライブレコーダー)の導入にあたっては、次の補助金がありました。
・運行管理の高度化に対する支援(国土交通省)
・各都道府県のトラック協会
国交省が執り行っている運行管理の高度化について、ご紹介します。
昨年度の予算の総額は国交省の該当ページでは確認できなかったので補助率と対象条件、対象機器、申請期間についてご紹介いたします。
運行管理の高度化に対する支援 概要
認定機器に限るものとなるので、令和2年度の対象機器が発表されてから購入を決定するのが良さそうですが、検討自体や予算取りは早い段階から始めておいても良いかもしれませんね!
※2020/5/12更新
各都道府県のトラック協会の助成金 概要
各都道府県から独自にドライブレコーダーへの助成金が出ております。
令和2年度の募集も開始していますので、ぜひ最寄りのトラック協会の情報をご確認いただき
お得にドラレコの導入に役立ててください。
ITソフトで使える補助金
ITソフトでは『IT補助金』が使えます。名前はそのままですね。
IT補助金は交付決定後に導入をしないと補助の対象とならないので、ご注意ください。
このIT補助金では対象になっている事業者のIT製品のみ補助金が出る形になります。もちろん、弊社のトラックメイトもIT導入補助金の対象製品として申請予定です。
IT補助金2020 概要
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助するものです。
対象は中小企業・小規模事業者等に限られるのでご注意ください。
※中小企業・小規模事業者の定義はこちらからご確認ください。|IT補助金ポータルサイト

【IT導入補助金2020】の最新情報を順次更新中!