今年も補助金・助成金の情報が出始める季節になりました!実際に情報が出たら何を使うか考えよう、と思っているのでは遅いです。補助金も助成金も予算が決まっているため「無くなり次第終了」となってしまうからです。そのため昨年度の実績をおさらいして、おおまかな概要を知っておきましょう!(※タイガーで実績があり申請のお手伝いが出来る補助金をご紹介しています。)
2022年 デジタコ補助金情報はこちら
IT導入補助金2020の実績
IT導入補助金2020の公募期間
世界的に新型コロナウイルスの影響にあった中、IT導入補助金2020はA/B類型が第10次、C類型が第9次まで募集が行われていました。(共に12月の公募が最終。各公募とも終了時期は同じ)公募期間はA/B類型の臨時公募を除くと5月11日~12月18日の約7カ月間でした。
昨年は従来のA/B類型に加えて、非対面営業やテレワークなどを支援するC類型という区分が新たに追加されていました。IT導入補助金2021でも、C類型は多少形を変えて継続される見込みです。
補助率最大50%!!経済産業省のデジタコ補助金(トラック輸送の省エネ化推進事業)
経済産業省から【トラック輸送の省エネ化推進事業】という名目で昨年はデジタコの補助金がありました。実施期間と補助額の実績は以下の通りです。
昨年度のトラック輸送の省エネ化推進事業実施期間
昨年は新型コロナウイルスの影響もあり、募集開始時期が例年より遅れていました。2021年は上記の画像より早くに募集が開始されることが予想されるので、機器の選定や予算の確保に関して早めに準備しておいた方が良いかもしれません。
昨年度のトラック輸送の省エネ化推進事業補助実績
上記を見ておわかりいただけたと思いますが、クラウド型の車載器に関しては補助率が1/2と、数ある車載器補助事業の中でも飛びぬけて額が多いことがおわかりいただけると思います。昨年の予算額は、一次募集25億円、二次募集10億円、三次募集4億円でした。
昨年度のトラック輸送の省エネ化推進事業の対象機器について
この補助金については、機器の指定はありません。ただし、公募要領で定める必須機能を満たす製品であることが必要でした。簡単にまとめたので以下の表をご覧ください。
デジタコ導入型
必須機能 | 機能要件 |
---|---|
デジタコ機能 | ・1運行の中での瞬間速度、走行距離、走行時間を取得できること |
GPS位置情報を取得出来る車載器 | ・時間情報を取得出来ること ・車両動態管理に必要となるGPS位置情報を取得出来ること |
詳しい機器の機能要件は昨年の公募要領の10Pあたりをご覧ください。【令和2年度 トラック輸送の省エネ化推進事業 公募要領】
国土交通省のデジタコ・ドラレコ補助金
デジタコ・ドラレコに関しては、国土交通省からも『事故防止対策支援推進事業』として【運行管理の高度化】【過労運転防止】(両方とも長いので正式名称は割愛)の2つの名目で車載器に関する補助金が出ていました。
事業の実施期間
実施期間は令和2年10月29日~12月18日でした。上記の経済産業省の補助金と同様に、昨年は募集開始時期が例年より遅れていたので、今年はもう少し早まるのではないかなと予測しております。事故防止対策支援推進事業が前述のIT導入補助金やトラック輸送の省エネ化推進事業と決定的に違う点は、機器を購入して取付を行った後に申請するという点です。昨年度でいうと、令和2年4月1日~12月18日に対象機器を購入して取付が完了したものが対象になっていました。
補助額の規模
事故防止対策支援推進事業のページに毎年残りの予算が掲載されていました。昨年の枠がどのくらいだったかは覚えてないのですが、今までの感覚でいうと募集開始後すぐになくなってしまっている印象があります。利用をご検討の場合はタイガーまでお早めにご相談ください!
都道府県トラック協会の助成金
車載器購入に使える助成金はまだありました。それが各都道府県のトラック協会による助成金です。これに関しては、都道府県ごとに異なるので情報が出次第、随時更新していきます。昨年度の実績はこちら(耳より情報)のページの中に各助成金情報としてまとめています。
都道府県の助成金は、各トラック協会により情報が出始めるタイミングにバラつきがあるので所属の地域のトラック協会のHPをチェックしておくことをお勧めします。タイガーでも今年も情報が集まり次第順次、サイト上でまとめていきます。
2021年の補助金活用のご検討の際は、ぜひ一度タイガーにご相談ください!