『トラック輸送の省エネ化推進事業』の交付申請が開始されています。審査があるので確実に補助を受けれますとは言い切れませんが、デジタコの導入をお考えでしたら、補助率が高いのでぜひ申請をしてみてはいかがでしょうか。
2023年のデジタコ補助金情報はこちら
2022年にデジタコで使える補助金は?
2022年にデジタコで使える補助金は、もはやお馴染みになりつつある下記の3つになります。()内は実施団体
・トラック輸送の省エネ化推進事業(経済産業省)
・事故防止対策支援推進事業(国土交通省)
・都道府県トラック協会(トラック協会)
トラック輸送の省エネ化推進事業は、トラック事業者と荷主等との連携を要件に「車両動態管理システム」「予約受付システム」「配車計画システム」及び「AI・IoTによるシステム連携ツールの導入」の経費の一部を支援し、当該システムを活用したトラック事業者と荷主等との共同による輸送の効率化の実証を目的とした補助事業です。※事業説明資料より抜粋。
事故防止対策支援推進事業のうち、『運行管理の高度化に対する支援』は事業用車両の安全な運行を推進するため、『過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援』は自動車運送事業者が先進的な機器の導入により、運転者の過労運転を防止し、居眠り運転等を原因とする重大事故を防ぐために実施される事業です。※それぞれの募集事業のチラシより抜粋。
都道府県トラック協会の助成は、各トラック協会が独自に行っているものになります。
トラック輸送の省エネ化推進事業
令和4年度 トラック輸送の省エネ化推進事業スケジュール
4次公募が開始されました!
スケジュール以外の詳細な内容は以下の事業ページをご確認ください。
トラック輸送の省エネ化推進事業 4次公募
4次公募スケジュール
補助対象は以下の通りです。
1)車両動態管理システム
{デジタコ・GPS車載器・動態管理サービスのみ}
※時間情報・GPS位置情報が取れることは必須。デジタコのみGPS機能は既存の装置の活用も可。
デジタコに関しては瞬間速度、走行距離、走行時間の取得も必須。
2)予約受付システム等
{予約受付システム・ASNシステム・受注情報事前確認システム・パレット等管理システム・パレタイズシステム}
市販品の他、個別受注製作や自社開発によるシステム構築も補助対象。※
3)配車計画システム
市販品の他、個別受注製作や自社開発によるシステム構築も補助対象。※
4)AI・IoTによるシステム連係ツール
市販品の他、個別受注製作や自社開発によるシステム構築も補助対象。※
※細かい要件や補助対象費用の範囲に関してはシステム毎に別れているので、公募要領をご確認下さい。
補助対象と補助率の関係は上図のようになっています。補助率は一律1/2以内ですが今年度は1事業者あたりの上限台数が設けられています。補助対象範囲の経費については、申請前に公募要領を必ずご確認ください。
事故防止対策支援推進事業
1)運行管理の高度化に対する支援
基本的には上記の通りなのですが、2022年のポイントは通信機能付のデジタコとドラレコ一体型の購入に関しては、1台あたりの機器に対する補助上限が8万円になります。
この場合のみ、1社あたりの補助上限が80万円から120万円に増額されます。
こちらは、経済産業省の補助事業と違い機器の指定があります。対象機器は下記ページよりご確認下さい。
運行管理の高度化に関する支援|国土交通省
2)過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援
こちらはデジタコ単体ではないですがモービルアイと連携をすることで、補助を受けることが出来ます。
補助率は1/2、ただし1申請者あたりの上限が80万円となっております。
上記、運行管理の高度化と同様に機器の組み合わせの指定があります。対象機器は下記ページよりご確認ください。
過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援
都道府県トラック協会
各都道府県のトラック協会で独自にデジタコへの補助金を出しています。ご所属のトラック協会のページをご覧になってみてください。
各都道府県トラック協会の一覧はこちらから閲覧できます。
経済産業省の事業より補助額は少なめですが、申請や報告の手間が少ないので検討されてみるのも良いかもしれません。
補助金や助成金の活用に関しては、ぜひタイガーまでお問合せください。