今年もいよいよ最後の月になりました。
毎年恒例(?)タイガー版「今年の漢字一文字」を発表したいと思います。
昨年と同じく、メルマガからの募集に加えて今回は当社の社員とTwitter上でも応募してもらいました。
応募総数71件のうち、1位に輝いたのは果たしてどの漢字なのでしょうか。
ということで、肩の力を抜いてゆるりと最後までお付き合いください。
2020年の結果はこちら
昨年の漢字一文字の振り返り
昨年はコロナ禍真っ只中な上、緊急事態宣言出まくりでしたよね。
以下の結果グラフを見ただけで、皆さんの気持ちが伝わってくる分かりやすい結果でした。
キーワード全体に共通しているのが、コロナ「禍」なので「病」にならないように「密」を避けたり、在宅勤務で家に「忍」んで、孤「独」な環境だったりと、
「悩」みの深さが伺えます。きっとテレワークで間食が増えて「豚」になった人も多いのでは?
今まで違った生活様式で「改」「革」というキーワードもチラホラと見かけましたね。
唯一、前向きなキーワードだったのはコロナ禍にもかかわらず、大ヒットを記録したアニメ「鬼」滅の刃ですかね。
昨年はコロナの情報に「惑」わされた一年でもありました。
改めて2021年は緊急事態宣言が明け、皆さんの心境にどんな変化をもたらしたのか気になりますよね。
ということで、2021年版 今年の漢字一文字に移らせていただきたいと思います。
今年の漢字一文字のトップ3は?
今年は投票結果がかなりバラつきました。
昨年は全体的にネガティブな文言が多かったので、ある意味共通の認識をみんな持っていたのでしょうね。
緊急事態宣言が明けたことによるポジティブなイメージが混ざり、複雑な投票結果になったようです。
以下が今年の投票結果です。今回の記事は上位3つの漢字を想像しながらご覧ください。
5位から~9位までの漢字はこちらです。
10位は1票だけの投票が沢山あったので、全て同率10位になっています。
こちらはまとめてご紹介したいと思います。
第9位 「車」2票
コロナ禍が流行り出してからは、電車やバスなどの公共機関での移動手段を避ける方が増えましたよね。
以下のグラフは経済産業省のHP『コロナ禍で急落したものの、回復も早かった軽乗用車販売』から抜粋したものです。
緊急事態宣言の発令された2020年5月に輸出や国内の自動車出荷台数は落ち込んだものの、あっと言う間に回復に向かっているグラフです。
一番安全なのは自家用車だったという結論なんでしょうね。
もっとも、回復傾向には向かったものの、そもそも自動車を開発するための部品供給が追い付かなかったりと様々な問題も浮き彫りになりました。
まだまだ、Withコロナな状態ですよね。
第7位 「独」「化」「開」3票
同率7位は3つの漢字がありました。
同率7位「独」3票
まずは「独」です。「独」は昨年も5位にランクインしていました。
今年も7位にランクインしていますが、緊急事態宣言が明けてテレワークが減ったという方は多いのではないでしょうか。
私が乗っている東京都下~都心に向けて一直線に伸びているJR中央線はコロナ禍前と同様(めっちゃ混んでる)になっているので、「独」の方も大分減ったと想像してます。
同率7位「化」3票
次は「化」です。「化」は今回初登場です。
この一文字から類推するは難しいですが、変化の「化」という意味かもしれないですね。
Withコロナになってから2年目の冬を迎えましたが、皆様のライフスタイルも大分変ったのではないでしょうか?
そういった意味での印象が含まれているように思います。
同率7位「開」3票
「開」も今回初です。
「化」よりはイメージしやすい漢字ですね。
緊急事態宣言解除により、様々な飲食店が「開」きました。
勿論、制限があっただけでお店がやっていなかったわけではないのですが、「待ってました!」と言う方は多かったと思います。
私もこの時を待っていました!という一人ですが、やっぱりコロナ禍以前と比べると、飲食店に行く機会は圧倒的に少ないですよね。
でも、7位のキーワードは前向きなキーワードが多くて現在の日常を表わしているようです。
第5位 「熱」「離」5票
さて、5位も漢字が2つあります。
同率5位「熱」5票
まず「熱」ですが、これ何を表しているか分かりますか?
私も1票投じたキーワードです。
答えは簡単!ワクチン接種の副反応で「熱」が出たです。
私の場合ですと、1回目の接種時は熱は出なかったんですが、2回目は39.4℃まで熱が上がり、ヒーヒー言ったのを覚えています。
これ・・・本当に体に入れても大丈夫なんだろうな・・・とか、熱に浮かされながら感じた素直な感想です。
思わず『3回目打ちたくないなぁ・・・』って思っちゃいましたよ。
同率5位「離」5票
次は「離」です。
これピンと来なかったんですよね。今回ブログを書いているのは、井上の方なんですが川井編集長にも聞いてみました。
川井編集長「離婚の「離」では?」
井上「いやいやいや、そんなバカな(笑)」
川井編集長「うーん。ずっと家にいたから、家から「離」れたいかな?」
井上「あー地元を離れたい(旅行したい)もあるかも」
「テレワーク」と「他県への移動控えて」に皆さんうんざりしているのが、表れた言葉でしたね・・・。
第3位 6票
いよいよ、3位です。こちらも同率3位の漢字が2つあります。
同率3位「耐」6票
まずは「耐」えるです。何をかいわんやというキーワードですね。
この2年ひたすら耐えましたよね。
大人よりも、子供が一番つらかったんじゃないだろうかと思います。
同率3位「翔」6票
そして耐えた結果なんですかね。
対照的な「翔」というキーワードが同率3位でした。
「翼を授けよう」とレッドブルのCMが昔ありましたが・・・ご自身で翼をはやしていませんか?
新しくオミクロン株も登場したので羽を伸ばし過ぎるのも考え物ではありますが
「めっちゃ気持ちわかる~!!!」
と個人的にも言いたくなります。いや、言ってます。
2021/12/22 追記
読者の方(当社の野球大好きな方)からご指摘いただきました。
「翔」は「大谷翔平の翔や!」とのこと。
あぁ~・・・言われてみれば、確かに。
とんだ勘違いをしてしまいました。
私があんまりスポーツを見ないので油断していました。
第2位 10票
第2位は昨年度の1位、「禍」です。
・・・説明不要ですよね。
昨年の記事で、「禍福は糾える縄の如し」という故事成語のお話をさせていただいたのですが
まさにその通りだなと思いました。
少なくとも2位までの漢字で思ったのは、「肯定・否定」、「前向き・後ろ向き」のキーワードが入り乱れています。
昨年度のネガティブなイメージから徐々に脱却が始まっているのが伝わってきました。
来年は「禍」はランキング外まで吹っ飛んでいることを願いましょう。
第1位 12票
そして堂々の第1位は「変」でした。
実は1位のヒントをそこはかとなく、9位から2位の間にちりばめておいたのですが、気がつきましたか?
名は体を表すと言いますが、皆さんの心に大きな変化がもたらされているのを感じますよね。
今年の漢字は票がまとまらなかったというのが一番特徴的で、まさに「変」化が起きている真っ只中にある感じでした。
昨年度は悪い意味で共通した負のイメージが定着していたためか、アンケートの回答結果が同じような感じでまとまっていたんですよね。
昨年は記事としては書きやすかったというのはありますが、今年はいろんな漢字が溢れていてそれはそれで面白かったです。
ということで、皆さんの心にもたらした様々な変化から飛び出してきた1票だけの漢字ダイジェストです。
第10位 まとめてご紹介
ということで、10位は一言コメントを付けてざっとご紹介します。
「宅」・・・自「宅」、在「宅」ワークですかね?
「堪」・・・耐えると同じ意味ととりました。
「密」・・・最近中央線が「密」なんですけど。
「未」・・・ワクチン接種が「未」?
「牛」・・・バファローズ25年ぶり優勝!・・・て、コメントついてました(笑)
「滅」・・・改、横水車!(鬼滅の刃)
「静」・・・会社に人が少ないと感じますね。
「打」・・・ワクチンですかね・・・。
「薬」・・・早く承認されるといいですよねぇ。
「豚」・・・昨年も1票ありました。皆さん運動しましょう!
「進」・・・やっと、前を向いて「進」めます!
「二」・・・「三」が待ってそうですね。
「家」・・・「家」から「離」れたい。
「明」・・・未来は「明」るい!
「選」・・・通勤か在宅か「選」ぶ…もとい色んなことを選ばないといけない1年でもありました。
「波」・・・願わくば・・・第6「波」が来ないことを祈ります。
駆け足でしたが、以上10位のラインアップでした!
ということで、こちらがランキングのグラフです。
最後に
第1位の「変」にちなんで、変を混ぜた故事成語を最後にご紹介いたします。
滄海変じて桑田となる(そうかいへんじてそうでんとなる)
青々とした大海が干上がって桑畑になることを意味していて、世の中の移り変わりが激しいことを表わす故事成語です。
まだコロナ禍が終わったわけではありませんが、WithコロナからAfterコロナへの過渡期に向かっているのだと思います。
年の瀬でお忙しい中、ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
ユーザーの皆様、ブログ読者の皆様、タイガー社員一同より御礼申し上げます。
2021年はタイガーとしても色々あった1年でした。
特筆すべきは代表が6代目社長 竹添から、7代目の社長 茂岡に変わり、緊急事態宣言も明けて当社にとって様々な「変」化があった年です。
ユーザーの皆様に新鮮な情報を提供できるようにブログ・メルマガに加えて、オンラインセミナーも始まったのも今年でした。
来年は【寅年】ということもあり我々も気合を入れて、さらに面白い情報を提供させていこうと考えています。タイガーを今後ともよろしくお願いいたします!
最後に年末で体調を崩される方も沢山いらっしゃいますので、お体に気を付けて素敵な年末をお過ごしください。
ということで…少し早いですがよいお年を~!