ドラレコにもAIの波がきた

AIが搭載されたドラレコが登場しました!しかも通信型です。「通信型AI搭載ドラレコ」ってなんかよくばりな感じで良いですよね。ケンタッキーとマクドナルド、みたいな。カロリー最高!な感じで記事をお届けします。※時々このブログのネタを提供してくれる部長に「最近のブログは面白くない」と言われたのでいつもと違うテンションで書いていこうと思います。販売促進部の川井です。

通信型AI搭載ドラレコ ナウト

今回紹介するAI搭載のドラレコはNauto(ナウト)と言います。アメリカの会社の製品です。ナウト社は2015年に設立され、運輸事業者を想定した「法人向けAI搭載の通信型ドラレコ」の開発をしているそうです。(Wikipediaより)

製品名=会社名なのは、モービルアイに通ずるところがありますね。モービルアイも付いている車に初めて乗ったときは「おお」となりましたが、このナウトも「おおお」となるぐらい凄いです。

はじめて本体の形を見たときはなんか独特な形だな、と思いましたが外のカメラと内のカメラを一体型にするための形のようです。もう一回り小さければ良いなっていうのは実際に取付してから運転していて気づきましたが、慣れれば大して気にならないレベルです。

今回はタイガーの社有車に私が取り付けをしたのですが、電源を取るだけなので作業は簡単でした。(今回はカーナビの裏から電源を取得)仮置きしながら良い感じの位置に本体を取付るのが少し難しいですが、慣れればどうってことはなさそうです。※車速はGPSで取得しています。

 

リアルタイムAI解析のすごさ

では、いよいよナウトの凄さに迫っていこうと思います。ナウトは通信型のドラレコなので、ついている車の現在地がわかったり、ドラレコのイベント動画が送信されてオフィスから見れたりします。マクドナルドでいえば、ハンバーガー・ポテト・コーラという基本的なセットは備えています。

  • 動態(青矢印で示した先の○が自車)

  • 動画再生画面

 

とまぁ、ここまでは普通の通信型ドラレコなんですが、ナウトの目玉はリアルタイムAI解析機能になります。ドライバーがわき見運転をすると、それを検出して動画をクラウド上へ該当場面の動画をアップロードしてくれます。これがすごいです。ナウトの最も目玉となる機能でしょう。ちなみに、わき見を検知すると警告音が鳴ってドライバーにも注意喚起のお知らせをしてくれます。

アップロードした映像を、ユーザー専用ページで以下のように閲覧することが可能です。車両とイベント発生時が住所付きで通知されるので、わかりやすいですね。

  • イベント動画(一覧よりわき見運転でソート)

それとナウトには、もう1つ面白い機能があるんです。その名もドライバー顔認証システム(勝手に名付けました)

どういうことかと言うと、ナウトは車に乗り込んだドライバーの顔を判別して、登録されている中から誰が運転しているのか自動で判断してくれる優れた機能があります。肝心の精度ですが、体感で95%ぐらいは該当したドライバーを紐づけてくれます。あいまいな時は、画面上で候補者を選んでくださいというような画面が出ますし、今までに乗ったことがない人の場合はそのまま新しく登録することもできちゃいます。

タイガーの社員もこのようにちゃっかり認識して判断してくれています。これはもうドラレコ界でのマクドナルド+ケンタッキーと言っても過言ではないのではないでしょうか。

  • ドライバー一覧

注意不足が招く事故

ナウトではわき見運転をAIが察知して動画の撮影・通知をしてくれるのですが、これが事故を防ぐ目的で役に立つことがわかっています。内閣府から次の資料が発表されています。

平成28年中の交通死亡事故発生件数を法令違反別(第1当事者)にみると、安全運転義務違反が55%を占め、なかでも漫然運転(15.9%)、運転操作不適(13.2%)、脇見運転(11.1%)、安全不確認(9.6%)が多い。
内閣府|平成28年中の道路交通事故の状況

平成28年の死亡事故発生件数(3790件)のうち1割超の420件が脇見運転に起因するものです。ナウトは脇見運転を検出するとドライバーに音で警告するシステムも備わっているので、この部分に対して効果的に対策することが可能です。

さらに、運転者の運転の内容をスコア化して、指導されるべき人を明確にしてくれる機能があり、よりいっそう事故削減に貢献してくれることは間違いないです。

ナウトのレポートの画面では、ドライバーの運転時間に対するわき見の時間の割合を示します。わき見の時間が多いほど衝突事故の回数が多いらしく、この一覧を見て指導するべき対象を見つけることができます。

AI搭載ドラレコの未来

ドライブレコーダーが世に登場した時の役割は「事故が起きた場面を録画する」というものでした。しかし、昨今ではその役割を飛び越えて、車両の様々な情報を取得するための機器へと昇華してきています。ドラレコ進化の過程において、車両の速度やウインカーブレーキの補器類の操作をはじめ、車両に関するありとあらゆる情報が集まるようになり、次の段階として今回ご紹介するAI搭載によってドライバーの運転挙動の情報が集まるようになり始めました。

この先、ドライブレコーダーはどこへ向かうのか。ちょっと想像してみましょう。

AIがドラレコに搭載されることによって、車内と車両の情報がデータとして集まるようになりました。となると、次に集まるようになるのは、車外と車外+車両のデータでしょう。

今後、ドライブレコーダーが自動車に標準搭載されるようになると思います。もちろん、そのドラレコにはAIが搭載されており、撮影風景の中で道路が傷んでいたり、災害などで通れなくなっている道を検知して、それらの交通情報が省庁やインフラ整備を担う会社に通知されるようになると思います。

また車両のデータを集めて急ブレーキが起きやすい地点をデータ化し、道路の形状を変えたり路側の木など見通しが悪くなる原因を取り除く、などという事業に利用されるでしょう。

自動運転を普及させるにあたりこれらの情報はビッグデータとして一元管理されるでしょう。そしてこれら共通のトラフィックデータを自動運転車が参照するような世の中になっていくと想像します。

2020年代に登場すると言われている自動運転ですが、どのような形で我々の生活に溶け込んでくるか楽しみではあります。

ナウトから話が脱線してしまいました。今回ご紹介したナウトですが、まさに次世代のドラレコという感じが伝わってきますよね。ちなみにこのナウト、トヨタやBMWが出資しているそうです。もしかしたら前述の通りの自動運転の未来に必要なソリューションなのかもしれません。

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