デジタコ・ドラレコ一体型のYDX-8は画像認識機能を搭載し、前方車両や信号機・スマホ通話の検知が可能。最大10カメラまで接続出来るので、運用形態に合わせて拡張して利用できます。
- 機能
- 仕様・詳細
- ESTRA-Web2
通信方式
TYPE01:SDカード方式
SDカードを利用して、デジタルタコグラフ(デジタコ)またはドライブレコーダー(ドラレコ)の記録が可能であり、運用コストを低減できます。
この方法では、SDカードを利用してデータを保存し、車両の運行情報や運転状況を記録でき、ランニングコストを抑えながら効率的な運用が可能です。
TYPE02:LTE方式
LTE方式を使用して、車両の位置情報や運行状況、危険運転などの緊急情報、そしてドライブレコーダー(ドラレコ)の映像確認をリアルタイムで実現できます。
この方法では、通信型デジタルタコグラフ(デジタコ)として運用でき、車両の運行データをクラウド上で確認できます。
TYPE03:無線LAN方式(今後実装予定)
この方法では、無線LANモジュールを装着して、データの送受信や通信を行うことができます。
画像解析機能
信号機
信号機を認識し、赤信号で交差点を通過した際に検知します。管理者への通知が可能です。
スマホ
走行中のドライバーを認識し、スマホ通話を検知します。管理者への通知が可能です。
▲認識機能が使用できない条件があります。
安全機能
事務所から車両カメラの画像取得
危険運転等の挙動検知時の動画や事務所から要求を受けた動画(静止画、4秒20秒動画、60秒動画)を、車載器から事務所PCに送信します。運転中の危険な挙動や事故の瞬間を記録し、事務所側で詳細な分析や対応が可能となります。
交差点右左折診断
交差点やお客様への敷地等へ右左折で進入するとき、ドライバーに注意喚起や運転を褒める音声を鳴動します。
危険兆候運転警報
運転中の眠気や居眠りに起因するような危険な車両挙動を検知し、ドライバーへ注意喚起を行います。
バック時停車時間警報
車両バック走行前の確実な周囲への確認を促す為、ドライバーへ注意喚起を行います。
動態通信精度向上
デッドレコニング
デッドレコニング(自律航法)対応のGPS モジュールを採用し、トンネル内、高架下、高層ビル街等での非測位状態や位置飛びを改善しました。イベント発生時の位置や、走行軌跡の正確性が向上します。
時間コンテンション
車両の位置情報の更新頻度を通常10分に加え、必要な車両に対して5分、1分の設定が可能。(1分は別途有料オプション)
車両の位置情報をよりリアルタイムに把握することが可能です。
YDX-8 本体スペック
使用電圧 | DC10~32V |
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消費電流 | IGN ON(出入庫関係なし)カメラなし :MAX.500mA IGN OFF(入庫中かつドラレコ記録停止中)MAX.15mA |
データバックアップ時間 | デジタコデータ:本体メモリに常時保持 映像データ(画像):外部記録媒体に常時保存 ※古いデータから上書き 時計:バッテリーを外した状態で約24時間(常温) |
外形寸法 | W178×H50×D143㎜ |
重 量 | 約1120g |
動作温度範囲 | -20℃~+70℃( 但し、結露無きこと) |
保存温度範囲 | -30℃~+75℃(但し、結露無きこと) |
カメラ接続数 | 最大10カメラ |
SDカード記録容量 | デジタコ記録 512MB~8GB ドラレコ記録 32GB~256GB |
ハードスペック(ドラレコ用カメラ)
メインカメラ | オプションデジタルカメラ | オプションアナログカメラ | カラー赤外線カメラ | 180度カメラ | |
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外形寸法 | W34.2㎜ × H36㎜ × D47㎜ | W38㎜ × H35㎜ × D18.5㎜ | W23.4㎜ × H23.4㎜ × D37.7㎜ | W40㎜ × H25㎜ × D22㎜ | W24㎜ × H24㎜ × D22㎜ |
重量 | 約140g | 約50g | 約60g | 約40g | 約100g |
総画素数 | 約240万画素 | 約120万画素 | 約30万画素 | 約30万画素 | 約30万画素 |
画角 | 水平121° 垂直78° 対角150° | 水平140° 垂直113° 対角178° | 水平135° 垂直100° 対角170° | 水平110° 垂直75° 対角125° | 水平181° 垂直140° 対角180° |
点呼管理
ESTRAーWeb2とAPIにて連携した独自の新点呼システムをオプションにてご利用頂けます。顔認証、NFC認証、アルコールチェッカー、体温管理機器を連携しております。
運行管理
走行軌跡データを参照し、指定の日時・場所に該当する運行データの有無を検索する事で、確認したい映像の絞り込みが容易になります。
労務管理
労務の設定を複数作成することができ、特定乗務員の年間拘束時間延長等、乗務員毎に設定の割り当てが可能となります。
2024年 改善基準告示 順次対応予定
運行管理
最大10階層までの組織構造に対応ができ、選択された、組織階層以下のデータ閲覧・編集ができます。本社/支社/営業所など、階層別の集計管理が柔軟に行えます。