事故防止にモービルアイはもう古い?! 最新の活用方法や、気になる価格は?

2021年最初の記事は、後付け衝突防止補助装置【モービルアイ】についてです。
この製品が世の中に登場した当初は、純粋な事故防止としての役割を期待され購入される企業が多かったのですが、最近少しずつ用途が変わってきているのをご存知でしたか?
今回は最新のモービルアイの活用方法、気になる性能や価格などについて迫っていこうと思います。

改めまして、タイガーブログをご覧のみなさま、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは早速、本題へ行ってみましょう!

 

モービルアイとは?

モービルアイはイスラエルのモービルアイ社(現在はIntel社傘下)が開発した、自動車用の衝突防止補助装置です。後付け製品として全世界で200万台以上、国内でも7万台以上の販売実績があり、車を使う企業やプライベートな自家用車まで幅広く安全をサポートしている製品になります。


※画像の実績は2018年6月時点のもの。現在は7万台超(2021年1月現在)

モービルアイの警報は「新人さん、新入社員」の事故リスクを低減します|ジャパントゥエンティワン株式会社より引用

現在国内で発売されている『モービルアイ570』は前モデルの『モービルアイ530』と比較して、運転者用の表示器が液晶になっており、より視認性が向上したモデルとなっています。

モービルアイ社は独自の画像解析技術を用いて、近頃新車への搭載が広く認知されるようになった、自動ブレーキ用の解析チップの開発も行っています。日本では主に日産やマツダの車両に搭載されていますが、世界では約30社300車種以上の自動車にこの解析チップが採用されています。

後付け製品のモービルアイ570は、言わばメーカーの自動ブレーキ等で採用されている画像処理技術がフィードバックされている製品(※)なので、性能が高く全世界で採用されているのも頷けますね!

※最新の自動ブレーキ車に搭載されているチップと世代は異なります。

 

 

モービルアイ3つの減

新型コロナウイルスの影響下において3つの密を避けましょう、ということで【3密】というキーワードが2020年に世の中を賑わせました。【密】という漢字は、日本漢字能力検定協会の2020年の漢字にも選ばれニュースなどで使われることも多く、みなさまも目や耳にしていると思います。これに倣った訳ではないですが、モービルアイは3つの減【3減】の効果に期待が出来る製品になっています。

ヒヤリハットの削減

ヒヤリハットとは何かということを改めて知っておきましょう。

ヒヤリハットとは…

重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の認知をいう。文字通り、「突発的な事象やミスにヒヤリとしたり、ハッとしたりするもの」
自動車運転に置き換えれば「危うく交通事故を起こすところだった」とヒヤリとしたり、ハッとしたりすることを指します。

労働災害における経験則の1つにハインリッヒの法則と呼ばれるものがあります。1つの重大事故の背景には29の軽微な事故があり、さらに背景には300の異常(ヒヤリハット)があるというものです。(下図参照)


wikipedia|ハインリッヒの法則 より画像抜粋

言い換えれば『危ない場面に出くわす数が多ければ、それだけ事故の確率が上がりますよね』という話です。では、自動車運転におけるヒヤリハットの原因は何なのでしょうか。

様々なアンケートの結果を総合すると『わき見(居眠り)』『考え事をしていた』この2つが圧倒的に多いです。モービルアイは車両に危険が迫ったことを知らせてくれる警報機能があり、警報発生=ヒヤリハット発生と読み解くと、下図のようにヒヤリハットの削減が実現出来ております。


※クリーニング配送トラックの警報数推移|ジャパントゥエンティワン株式会社収集のデータより

事故の削減

モービルアイを取り付けた車両において事故が減ったという報告が出ています。その削減率は約88%を誇り、国土交通省によるASV技術の事故低減効果の試算によると、自動ブレーキと同程度の事故削減効果があるとされているそうです。

4. 事業用自動車総合安全プラン2020とは|ジャパントゥエンティワン株式会社 より

保険料の削減

モービルアイ装着により事故削減が実現されるので、必然と保険料も削減されます。この事故削減効果により、導入費用が約2年間の保険料削減効果により回収できているデータがあります。


※ジャパントゥエンティワン株式会社収集のデータより

 

 

モービルアイの5つの機能、2つの効果

モービルアイはカメラが捉えた映像に対して瞬時に解析を行い、危険が迫る場面で警報を鳴らします。レーダーやセンサーと違って、対象物を認識して警報を出す仕組みのため警報の正確性に優れています。警報の対象は、車・バイク・道路上の車線・歩行者/自転車(昼間のみ)です。モービルアイの事故防止は次の2つの効果からなりたっています。

瞬間効果

事故が起こる前にドライバーに対して危険が迫っていることをお知らせし、事故を未然に防ぐ効果です。
事故が起きる原因はドライバーの不注意によるものが最も多く、ドライバーの注意力が削がれているときに事故を誘発してしまわないよう、ドライバーにモービルアイの警報によって危険が迫っていることをお知らせします。

 

学習効果・継続効果

そしてより効果的なのがこちらの学習効果(継続効果)です。ドライバーの日ごろの運転行動をモービルアイの警報によって改善を促し、事故にいたらないけれども交通上での危ない場面とされる「ヒヤリハット」の回数を減らす、というものです。

前章で紹介したハインリッヒの法則の通り、ヒヤリハットの300回に1回が重大事故につながると言われています。
車間を詰めたり、信号待ちで前の車に近づき過ぎたり、ウインカーを出さないで車線をまたいだり、と言った様々な場面でモービルアイが警報を発するので、ドライバーには警報を鳴らさないように運転しようという心理が働き、毎日の運転の中で自然に安全運転が身に付いていきます。

 

5つの警報

上記で紹介したモービルアイの効果は、5つの警報機能で実現されています。機能に関しては以下の動画をご覧ください(2分34秒)さらに詳しい情報をお求めの方のために、特別に資料もご用意しています。

 

 

 

気になるモービルアイの価格は?

ここまでモービルアイについて書いてきましたが、やっぱり知りたいのは価格ですよね。上の方で、2年分の保険料削減効果で導入費用を回収できた事例をご紹介しました。とはいえあまりにも高いと手は出しづらい、自社でも同様の効果が出るとは限らない、という点が気になるのではないでしょうか。

弊社のHPでもご紹介させていただいてますが、トラックと乗用車で取付作業費が若干異なります。機器本体を合わせた総額(定価)は以下の通りです。

トラックの場合:205,000円/台
乗用車の場合 :195,000円/台
※いずれも作業費込み。

ただ、あくまでこれは定価となっており、台数が増えればボリュームディスカウントという形でお値引きさせていただきます。

気にはなるけど、自社で導入したらいくらぐらいになるのか知りたいという方は、下記の『お問合せ』ボタンより、「モービルアイ見積もり希望」「〇〇台」と書いてお問合せいただければ、ご連絡のうえお見積りを作成しますので、お気軽にお問合せください。

 

最新のモービルアイの活用方法

ここまでお読みいただいた皆様には「モービルアイ=事故削減のための機器」というようなイメージをお持ちだと思います。この記事を読む前からモービルアイは知ってたよ、という方も恐らく同じような印象なのではないでしょうか。

ここ数年で、新車に自動ブレーキ(衝突回避軽減ブレーキ)が装備されるようになったのはご存知のことと思います。車両区分によっては義務化になっていますね。自動ブレーキ登場以前は、モービルアイは後付けできることもあり事故防止のために導入していただく企業様が多くありました。

もちろん自動ブレーキ装備車の選択肢が増えた今でも、日ごろの安全運転支援機器としてモービルアイを導入いただき、自動ブレーキはもしもの時の安全を担保する、という風に住み分けて考えて導入を決定していただく企業様もございます。これはモービルアイで前述したハインリッヒの三角自体を小さくし、自動ブレーキで事故の部分をさらに小さくしよう、という考え方に基づいているようです。


 


 

最後にモービルアイの最新の使い方をご紹介します。それはモービルアイとデジタコ(デジタルタコグラフ)を連動させて、警報データを収集するというものです。

警報データを収集することによってドライバーの運転の癖などが見えてきます。モービルアイ連携では例えば以下のようなことがわかります。

  • ・車間距離を詰めて走る傾向にある
  • ・信号待ちなどの停車時に前の車に近づき過ぎる
  • ・走行中に左右どちらかの車線に寄っている
  • ・急ブレーキを踏むことが多い

デジタコに溜まるデータに加え、モービルアイの警報データを集めることでより運転行動の見える化が出来るようになります。また、モービルアイの警報をトリガーにしてデジタコ側で動画を撮ることにより、ヒヤリハットの共有なども行うことが出来ます。

※デジタコとモービルアイの取れるデータの違いのサンプルイメージ。デジタコデータにモービルアイデータを加えることにより、さらなる分析も可能。

 

このように集めたデータを基に運転指導を行ったり、自分の運転行動を見直す材料にする、という使い方が出来るようになり、デジタコ単体での指導に比べより個人の運転行動に沿った内容になるので、連携して使用する企業様の評価は非常に高いです。

コロナ禍の中、コミュニケーション不足による人間関係の悪化などが取りざたされることもあってか、モービルアイデータ連携を利用することでデータを基に乗務員と話す機会が増え、関係が良好になったと答える企業も増えています。今回の記事でモービルアイにご興味を持たれましたら、ぜひ一度お問合せいただければと思います。また、下記資料のダウンロードは無料となっていますのでぜひご利用ください。

 

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