TDBCフォーラム2019は運輸運送業の技術の祭典だ!

2019/04/26 リライトしました。
こんにちは。今回のブログ担当は井上です。今日は1年に1回のお祭り、TDBCフォーラムに出展しているので会場風景やその内容の一部をお伝えしたいと思います。事前登録制ということもあり、次回行くかどうかをご検討していただくためにも、このブログで雰囲気をお伝えしたいと思います。

 

 

TDBCフォーラムって何?という方も多いと思うので、概略だけ説明します。TDBC(社団法人運輸デジタルビジネス協議会)では、運輸業界における様々な課題(人材不足・再配達問題・事故対策など)と、新しい取り組み(MaaS・業界プラットフォーム構築・貨客連携など)について企業や業界の枠を超えてオープンに議論し、課題解決のためにAIなどのデジタル技術の検討や、新たなサービスモデルの検討、またそれらの効果測定のために現場での実証実験を行い、その成果を共有しております。

 

TDBCフォーラムは1年間の実証実験の報告の場になります。当社もTDBCサポート会員として「WG01 交通事故の撲滅とエコドライブ交通事故の撲滅 ~エコドライブの普及とAI、IoTの活用~」に参加し、ドライブレコーダー映像のAIによる自動解析で実証実験・研究開発を行っております。

・・・と堅苦しいお話は抜きにして、先進的な技術や取り組みが沢山あるので、お話を聞きにくるだけでも楽しい場ではあると思います。

 

 目次

1)これがTDBCフォーラム会場だ!
2)TDBCフォーラム2019の内容
 ①「WG01交通事故の撲滅とエコドライブ交通事故の撲滅」
 ②「WG02乗務員の抱える健康課題へのアプローチ」
 ③「テクノロジーを活用した移動体験の革新 ~フジタクシーグループとUberの挑戦」

 

1)これがTDBCフォーラム会場だ!

今回は、品川にある東京コンファレンスセンター品川が会場になります。ブースは2か所にあります。会場入り口前と、別室に用意されています。
まずは入口付近

       

 

こちらが会場前の風景。各企業の展示ブースが並んでいます。

 

 

こちらは当社の販売製品でおなじみのMobileyeです。
ジャパントゥエンティワン様も出展しているので撮影させていただきました。

 

別室がもう一つありまして、こちらにタイガーブースがあります。

 

我らがタイガーブースです。

 

お隣はAIの共同研究開発を行っているシステム計画研究所様のブースです。
同じくWEBドラを展示してもらっています。

 

こちらがセミナー会場です。
さあ、TDBCフォーラムが始まりましたので行ってきます。

では、詳しく話を聞いてきます。

 

2)TDBCフォーラム2019の内容

流石にリアルタイムに内容書くのは無理そうなので、明日リライトして掲載予定です。お楽しみに!
リライトいたしました。テーマが沢山あるため、セミナーの一部ご紹介します。うーん、流石に全部は書ききれませんでした。

①「WG01交通事故の撲滅とエコドライブ交通事故の撲滅」

まずは、当社も参加しているWG01からご説明いたします。発表をしてくださったのは、WG01リーダー株式会社フジタクシーグループ 梅村様と、サブリーダーの株式会社システム計画研究所 安井様になります。梅村様の方は、エコドライブと、安全運転の関係性を検証するために、ドライバーの方に燃費表をつけてもらって、エコ運転を意識的に行うことで結果的に安全運転につながるという仮説を実証実験で検証しています。 

結論から記載するとエコ運転を継続した結果、1年前と比較して、燃費10%向上、事故は取り組み開始から10ヶ月間で20%減になったという結果が出ています。つまりエコ運転すると事故が減るということがわかりました。結構面白い結果だと思います。

次はシステム計画研究所の安井様にバトンタッチ。ここからはWEBドラの動画をAI解析サービス「with AI」の説明をしています。そろそろサービスインしたい機能なので、情報をちょいだししています。

WEBドラサービスは是非、当社のホームページでご確認いただきたいのですが、WEBドラサービスwithAIの仕組みは端的に説明すると、WEBドラに集まってきた動画をAIがまとめて解析して「携帯通話」と「よそ見」をしている動画を見つけたら、自動で動画タグをつけてくれる仕組みです。以下に動画をアップロードしたのでご覧いただきたいのですが、WEBドラは大量に動画が集まるので4月1日~4月19日付近までで、約1300件近い動画が集まり見るだけでも大変です。このAI解析を実行するとなんと・・・

こんな感じになります。特にリアルタイムに動画を解析するわけではないのですが、1時間に1回くらいまとめて解析を実行して動画にタグ付けするようなイメージです。興味がありましたら、こちらはお問い合わせください。では、WGからもう一つ!

②「WG02乗務員の抱える健康課題へのアプローチ」

WG02に実証実験も中々面白いですよ。乗務員の健康増進のアプローチをしています。全部話すと長くなるので・・・。冒頭だけ。今回健康増進のために、大塚製薬さんの「ボディメンテ」という清涼飲料水を毎日飲むことによって健康につながるのではということで、中国タクシー様の乗務員数十人をターゲットに実証実験が行われました。

ここで、ボディメンテドリンクを飲用した結果を201712月と2018年12月での「体調不良による欠勤者数」で比較した資料が出たところで、笑いがおきました。

いやいや、38人が1人に減るなんておかしいでしょう!という雰囲気が会場に流れました。これには、プレゼン担当のデータビークル代表の油野氏も「ここ、笑うところじゃないですよ」と応戦。次の結果を見て、また違う意味で面白い結果に

なんと、2017年12月と比較して、1人日あたりの運賃収入が+5.3%もアップ。会社の総運賃収入は7.6%もアップしていました。健康になると儲かるというわかりやすい結果に、会場がざわつきました。
この後も、睡眠の質が良いとヒヤリハットが減るとか、腰痛対策に腰部骨盤ベルトをつけると、バスドライバーの腰痛がなくなるとか、・・・いろいろ面白い実証実験結果が出ていて非常に有意義でした。

他のワーキンググループも面白い実証実験結果が発表されていますが、書ききれないので割愛いたします。

 

③「テクノロジーを活用した移動体験の革新 ~フジタクシーグループとUberの挑戦」

さぁ、今回はこれを聞きたくて足を運んだ方も結構いたのではないでしょうか?今、タクシー業界を騒がしているUberとタクシー業界で一番乗りでタッグを組んだ株式会社フジタクシーグループ 代表取締役 梅村氏の特別対談です。Uberはゼネラルマネージャートム・ホワイト氏がこれなくなったので、代わりにビデオメッセージが流れました。

トム・ホワイト氏がこれなかったのは残念でしたが、UberJapanの営業部シニアマネージャー佐々木 裕馬様は予定通り登壇。UberJapanでの取り組みと概略を説明してくださいました。Uberの影響力は甚大で、世界63か国でUberアプリを使って年間100億乗車されているそうです。1日1500万乗車というのだから脱帽です。

UberJapanでは、実はUberと一緒にサービスを展開してくれるタクシー会社を探しているそうです。基本的にその姿勢は「日本の商習慣に合わせる」「現場に行って話をする」「信頼を構築する」というやり方なんだそうです。基本的に彼らのスタンスは、サービスを素早く開始して、サービスに不備があれば走りながら修正していくというスタンスなので、現場に足を運ぶのが普通なんだそうです。日本はまだまだ、完成してからスタートする文化なので、この辺のスピード感は見習いたいものです。

次に、佐々木氏曰く、タクシ―業界が抱えている3つの課題、「お客様減少」「乗務員採用難」「技術力」を解決する手段とノウハウを独自に持っていて、それらを提供することで協業体制を築いていきたいとのこと。このノウハウは話すと長くなってしまうそうですが、タクシー会社様に訪問すると必ずこのノウハウをお伝えしているそうです。今回は「お客様減少」対策のノウハウを少しお話してくれました。わかりやすいところで言うと、Uberは世界中で利用されているサービスなので外国人旅行客(所謂、インバウンド)の新規顧客をつかみやすいという特徴があります。後、日本という市場ではまだまだ、Uberが受け入れられていないが、実はUberアプリを使っている人は日本全国にいるそうです。下図の日本地図の緑色の部分がUberアプリが使われた場所を表しているそうです。

見たまんまですが、北は北海道から九州まであらゆるエリアでUberアプリが使われているそうです。ただ残念ながら、北海道などでUberアプリを使ってもらっても現在は対応している事業者がいないということで利用ができないそうです。逆に考えると1番乗りでUberのサービスを事業者が取り入れれば先行者利益があるということでもあります。大まかに書くとこんな内容でした。なんか、意外な感じがしますね。ここからは、UberJapanシニアマネージャー佐々木氏、フジタクシーグループ代表 梅村氏、そしてTDBC代表理事 小島氏の対談に移ります。小さい画像で恐縮ですが、左が佐々木氏、真ん中が梅村氏、右は小島氏です。

佐々木氏曰く、Uberが日本でサービスを開始した当初はタクシー事業者からのお問い合わせを貰うことが少なかったとか。小島氏が、「話を聞いて、当初イメージしていた印象と大分違う」と発言。Uberといえば、アメリカを代表するタクシ―会社イエローキャブを倒産に追い込んだ・・・という印象があったので、今回の話を聞いてイメージがかわったとか。これは当方も同じようなことを思いました。タクシー事業者との連携を日本では望んでいるように見えます。


因みにUberと真っ先に取引を開始した、フジタクシーグループは売上が大幅に伸びたそうです。梅村氏曰く、タクシーの配車アプリは昔開発したことがあるそうです。ただ、この手のアプリは他社と連携できるわけでもないし、アプリの使い勝手を良くしようとすると投資が必要だったりと様々な要因があってうまくいかないことが多いそうです。

その点、Uberは、この辺の技術に特化していることもあり、一緒にやっていけると判断したようです。特に、タクシ―会社は必ず、配車センターを持っています。配車センターを挟んでタクシーと人をマッチングさせると中々タクシーが目的地に到着しないとか、いろいろと問題が起きるそうです。Uberはその点、顧客とタクシードライバーを直接つなぐので配車がスムーズになるのだとか。他にも、空飛ぶタクシー周りの話題だとか色々と盛り上がりました。

最後に、フジタクシーのウーバーバージョンのラピッピングタクシーの画像をどうぞ。

 

UberJpanとフジタクシーグループで話し合って、このデザインは決めたそうです。佐々木氏曰く、このラッピングデザインはタクシー会社1社1社と話あって決めるのだとか。段々、大手タクシー会社もUberとサービスを開始しているようで、これからのタクシー業界は面白いことになりそうです。

 

ということで、TDBCフォーラムの一部をお伝えいたしました。TDBCフォーラムも3回目ということもあり、段々と実証実験の結果報告や、講演の内容も充実してきています。書ききれない部分も沢山ありましたが、来年はさらにパワーアップすると思いますので、今回これなかった方も是非、来年はTDBCフォーラムへお越しください。

因みに2018年度は実証実験の結果報告をPDFでアップロードしています。おそらく今年の分もアップロードされると思いますので、私のブログを読んで興味のある方はこまめにチェックしてみてください。私も気が付いたらリンクを貼りますので。長文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

・・・あー疲れた。

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